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2007年02月 アーカイブ

2007年02月03日

今週の一押し2007-#6:"大学病院改革”


大学病院革命

日本経済新聞の広告をみて注文していたのをやっと読み終わりました。
研究ネットでも紹介されていました(参照)。

誰を読者として想定しているかが微妙な本です-多分主たるターゲットは非医療中時差だと思います-が、医療関係者が読んでも十分に興味を持って読み進めることができますし手軽さなどからmust-readな本であると思います。
どう改革を進めるか、はたまた大学病院に問題があるかどうかは別として、論点は十分いくつも指摘されていると思います。

黒川先生とは一回お会いしたことがあります。その昔、京都で”医生物学フォーラム”と言う会を開いたときのspeakerとしてお招きしました。お話しは専門の腎臓に関わることでしたが、立て板に水を流すような鮮やかに話をすすめていく様子が印象的でした。”うまい”と共に内容がおもしろいと思ったトークの歴代確実に5位以内に入ると思います。さすが東大の先生は頭が良いなと思ったわけですが、その黒川先生が東大病院の批判をされています。病院の批判に加えて東大医学部の批判もされています。
しかし東大は黒川先生の様ないろんな観点から見て優秀な医師を歴史的には多数生み出してきているわけで東大のやり方は結局は正しいのではないかと言うような気もします。ぼくの印象では東大には、単に「頭のよい」という範疇を越えた優秀な頭脳をもっている人が大勢いるいると思います。
問題は東大のやり方を全国のすべての医学部、医科大学で行おうとしたことにあるのではないのでしょうか。

この「大学病院革命」を、誤解を恐れず一言で要約すれば、日本は医療システムを米国にならって改革しろと言うことだと思います。しかし保健制度やその他の経済システムに関する言及はこの本ではなされていません。
また本書で、医者という仕事を続けるために要求されるものに「知力」「技力」「体力」「人間愛」があると指摘されています。「人間愛」とはなにかというとオールマイティな人間力であると解説されています。また医者になる積極的な動機が必要であると力説されています。医者になるのに特別な動機など必要ないと思います。普通の人が普通に医者をしていて何か問題があるのでしょうか。

この本の視点では日本の医学部は米国流の医学校というか医学大学院的に変化していく必要があるいうことですが、本当にその必要があるのでしょうか。医者である以上、基礎的な知識が必要です。解剖学、病理学、生理学的な知識が身に付いていることは前提条件でしょう。しかしそれは教科書からでも学べることです。授業に出席しないと身に付かないと言うことでもないし、授業に出たから身に付くものでもありません。ペーパー試験でも十分に試すことができます。つまり臨床実習に進む前提のこのようなことは学校で学ぶ必要などありません。独学であろうが何であろうがこのような必要条件に関しては試験をして能力をためせばそれで必要用十分です。実験などが必要なら既存の医学部でお金を払ってスクーリングすれば良いのです。その上で、必要な病院実習に進む制度にしたらどうでしょうか。社会に出た人でも別の仕事をしながら医学知識を身に付け最後の実習を病院で二年ほど受け、国家試験に臨む。これで何か問題があるのでしょうか。従来の司法試験の受験資格に学歴は不問だったはずです。義務教育しか終えて無くとも試験を受け受験資格を取得することが可能だったはずです。法曹資格をしてそういった構造なのですから医師の資格でも同じだと思います。

この本には従来の黒川先生の発現から見て目新しものは含まれていないような気がしますが、一冊の本にこのような提言がまとまって出版されたことには意義があると思います。

本書で解説されているような病院での診療と研究室での研究が峻別されている米国の医学校のシステムは現在のぼくには魅力的な制度です。米国で研究を行った人は誰でもこの制度と日本の制度の落差にため息をつくことがあるでしょう。
大学病院とくに旧国立、公立大学病院で働く教員は、基礎系の医学研究科のみならず文化系の教員とおなじ給与体系なのに市中病院以上の臨床業務をこなした上で、教育の義務を負いさらに研究もするという日本のシステムはおかしいと思います。医師として働いた報酬は当然的に教員としての手当とは別に支払われるべきです。これだけはホントお願いしたいです。

最終章は、「ダメな医者」をつくっているのは”メディア”と”世間”であるという表題です。結局は、患者一人一人がもっと賢くなれと言っているのだと思います。当然のことです。
医者は自分が患者になる場合、どの病院に行くかというより誰に診てもらうかと言うことを重視します。いろんな分野で自分が信頼している医師のポートフォリオを持っていて、専門家のアドバイスはつべこべ言わず聴く。皆がこれが出来るなら黒川先生が本書で指摘する医療問題はほぼ解決すると思います。

最後に、東京でJohns Hopkins University Hospialと提携したメディカルセンターができるそうです。はっきりと言っておきますが、ぼくが胃ガンといわれ、全米NO.1 hospialといわれているJohns Hopkins University Hospialか京大病院の選択肢を提示されたら迷わず京大病院での手術を選びます。

2007年02月06日

基礎医学研究崩壊!?

ちまたでは医療崩壊が進んでいるということいなっているのですが、一方で"基礎医学教育・研究の危機”も進行していると考えている人たちがいます。
日本生化学会の機関誌「生化学」のvol.79 NO.1に「危機」に付いてのアンケート結果が掲載されています。対象は44大学の51人の教授とのことです。
問題点は

1.学生の臨床志向、研究者減少、生化学講座の縮小など9割近い回答者が危機感を抱いている
2.95%以上が基礎医学研究におけるMD研究者の必要性を認めているが、現実にはす既に臨床講座からの派遣を除くとMDの大学院生やポスドクは既に極めて少数である
3.打開策としては個々の努力より、制度改革や基礎医学重視の政策など、トップダウンの改革が必要である

とのことですが、これでは黒川先生が主導する”変革”に打ち勝つことは難しいと思います。

2007年02月07日

肺気腫とklotho

Morphological mechanism of the development of pulmonary emphysema in klotho mice -- Sato et al., 10.1073/pnas.0607882104 -- Proceedings of the National Academy of Sciences
ちょっとキツネにつままれたような気もしないでもないですが、同級生が二人も入った論文なので紹介しておきます。

2007年02月10日

今週の一押し2007-#7:"論文を書いてみよう!”

論文を書いてみよう!

2005年の11月に出版された本ですが、最近読んでみました。
読者としては、医学部の学生、研修医、医学系大学院生が想定されていると思います。
中でも、題名にあるとおりまた一番はじめに説明されているとおり、論文や報告にする内容は既にあるが論文の書き方が分からないとかどうもうまくかけないという人向けの本です。論文のネタをどうやって探すかという本ではありません。また諏訪先生の著作の多くで見られる特徴ですが特定のアプリケーションの解説書ではありません-これがこの本の強み。

この本の中核をなすのは第一章と第二章で紹介される”コンポーネント”という概念とそれを用いた論文執筆の手順です。特に第二章”コンポーネントを作る技術”のうち”文章はメモから書く”と”文章自体のテクニック”は方法論として習得したら役に立つと思います。
第一章と第二章を一度でも読んでいるのといないのでは症例報告一つ書くにしてにしてもだいぶ違うと思います。この部分に限ればいままで相当数の論文を書いてきた人にも一読の価値はあると思います。

”英文を書く”という章もありますが、有益な情報はありません。あくまでこの本は論文をどう書いていくかという事に主眼が向いています。


はじめての症例報告を書くはめになった先生方などには最適だし執筆を指導する先生もまずこの本読んでから書き始めてよと提示する目的には最適と思います。いままで相当数の論文を書いている先生でも時間があれば読んで損はないというような本です。

同門会

今日、同門の先生方の新年会を兼ねた症例検討会がありました。

毎回京都でするわけですが、遠くからの参加していただく先生もいますのでこれは大変です。
それでも相当数の先生方の参加がありこのような規模、参加者の背景の症例検討会をみなさん重視していることの現れだと思います。

宴会もあったわけですが、ぼくは当直なので欠席さていただきました。

2007年02月13日

大切そうーでもむずかしい

Roles of hemoglobin allostery in hypoxia-induced metabolic alterations in erythrocytes: simulation and its verification by metabolome analysis -- Kinoshita et al., 10.1074/jbc.M610717200 -- Journal of Biological Chemistry
誰か易しく解説してください

女性は産む機関を有している

厚生労働大臣の「産む機械」発言はまだ国会の運営に影響を及ぼしているのでしょうか。

ひょうんなことから-つまり偶然図書館で見かけたので借りて-
処女懐胎―描かれた「奇跡」と「聖家族」
を読んでみました。
ヨハネ、マリアの母への記述もあり大変ためになりました。

柳沢大臣はたぶんここまで考えて発言したわけでないと思いますが、男性と異なり女性は「産む機関(machinery)」を有していることは確かです。machineryとmachineがどう違うかはぼくにはよく解りませんが..
代理母出産(参照)は明らかに女性の持つ産むmachineryを利用していることは確かです。

また彼は「2人以上子どもを持ちたい若者」を「健全」と表現したとの事です。
「子供は持ちたくないまたは一人だけ持ちたい若者」を「不健全」と云ったわけではないとおもいますが..

2007年02月14日

摂食障害の有病率

ScienceDirect - Biological Psychiatry : The Prevalence and Correlates of Eating Disorders in the National Comorbidity Survey Replication

DSM-IVでは摂食障害は
Anorexia Nervosa
Bulimia Nervosa
eating Disorder Not Otherwise Specified

Binge Eating Disorder
に分類されますが有病率がどれくらいか今ひとつ分かっていなかったそうです。
今回の調査で
anorexia nervosa, bulimia nervosa, and binge eating disorderは女性で9%, 1.5%, and 3.5%、男性で.3% .5%, and 2.0%だそうです。

2007年02月15日

春の献血キャンペーン

さっきやっと今日の麻酔が終わりました。
明日の朝まで何もないことを願っています。

さて日本赤十字社のはたちの献血キャンペーンは二月で終わり3月からは春の献血キャンペーンが始まるようです。新しいポスターが輸血部に張ってありました。もちろん今度も彼女がモデルです。

2007年02月16日

歴代大統領1ドル硬貨

歴代大統領1ドル硬貨 第1弾は初代ワシントン|米国|国際|Sankei WEB

これはほしいです。

アメリカにいるときに米国50の州のquarterが発行されていました。
50 State Quarters - Wikipedia, the free encyclopedia
ぼくはNew Hampshireの奴が結構気に入っていました。
Live Free or Die
と書いてある奴です。

我が家で集めていたのですが帰国したのでそこでお終い。
今度の一ドル硬貨と一緒に何とかしたいものです。

2007年02月17日

「マンスリー」に参加してきました

麻酔科学会の関西地方会の症例検討会、通称マンスリーに修錬医の先生方と参加してきました。
雨だったのですが大勢の参加者が集まっていました。
びっくり。

2007年02月20日

学位の講演会ーまた

学位の講演会がまた開かれました。

専門委員ー審査員の補佐みたいなものですが最後に一緒に判子押しますーとしてぼくも参加しました。

H先生の研究は、遺伝子破壊マウスを用いて吸入麻酔薬の作用機序を検討するという麻酔科ど真ん中の研究です。
審査の先生方は麻酔の専門家でないので麻酔ってどんなものかを一応理解していただいた上で話を進める必要があります。
これがなかなか難しいですよ。鎮静度はBISでわかりますというかそんな話をしても不十分だし。麻酔にかかったヒトを見たことのない人にはなかなか”わかって”もらえないこともあります。それ故結構naiveな質問もあり、意外と答えるのがむずかしいという局面にもぶち当たります。

第一関門ーといってもこれが実質的には最終関門なのですがー突破おめでとうございました。

その後、今度ーやはり来月になるかー講演会をする先生の予演会にお付き合いしました。
dataは複雑でないのですがやはりintroductionをどう持って行くかが問題ですね。
審査には相当の専門家が来ますので気を抜けません。もうしばらくもっともっと悩んでそして考え抜いて本番に臨んでくださいませ。

2007年02月22日

なんかすごいことに

The Japanese Gyroball Mystery - New York Times
松坂の投げるslider(たぶん)にgyroballというあだ名が付いて盛り上がっています。

たぶんQED-100の論文

Hypercapnic Hyperventilation Shortens Emergence Time from Isoflurane Anesthesia -- Sakata et al. 104 (3): 587 -- Anesthesia and Analgesia

例の揮発性麻酔薬からの覚醒を早めるdeviceを用いた研究です。
意外にもpeer reviewed journalにfull paperとして掲載されたのはこれがはじめてなのでしょうか。
今度ぼくたちの麻酔科のjournal clubで皆にも紹介することにしました。

2007年02月23日

かつての自分

”るなのひとりごと”(参照)を読んでびっくりしました。
修士の学生さんがかつてのぼくとそっくりなのです。
ぼくはまったくの劣等大学院生で、同じ大学の付置研究所に麻酔科から出されて研究をしていましたが、4年かかっても学位を取得するための論文を完成することができませんでした。雑用は多いし、テーマも満足に出してもらえないことに原因があると本気で思っていました。研究室の院生と話していてもいつも悪口ばかり。まあもともとやりたい研究でもなかったしどうでもいいと思っていたこともありました。とっとやめて麻酔科に戻ろうと思ったことも何度もありました。いろいろ言われて腹を立てて電話の子機を投げつけて家に帰ったこともありました。
その学生さんとぼくが違っていたことはそう多くはないがぼくが妻子持ちだったということだと思います。学費を出して院にいる以上学位無しではいかんだろうとは強く思っていました。週に一回しかアルバイトをしていませんでしたし一年350日以上は研究室にでて研究をしていましたので妻の手前もあり学位無しでは困ると思いました。ようやく5年目に論文が出ました。この論文は自分でも云うのも何ですがなかなか良い論文でこの分野のいまや古典になっていると思います。ISI web of scienceの統計でも引用回数は現在397回です。
結局その論文のおかげで研究生活を続けることになりました。しかしこれが良かったかどうかはまた別の問題です。

昔のことを思い出してしまいました。

2007年02月25日

労働破壊と”<やりがい>の搾取”

岩波書店の「世界」3月号(世界)の特集は、「労働破壊」です。
この特集の解説が今日の日本経済新聞の読書欄にありました。

いくつかの論文の中に東大の本田由紀先生の「<やりがい>の搾取」という論文があります。
例に挙げられてるのはバイク便ライダー、コンビニ店長、ケアワーカー、居酒屋チェーン店員、住宅会社の営業などの職種の方たちですが、要するに好きで選んでいる職業にのめり込みすぎて、またのめり込むことにやりがいを求めたり、自己実現を見たりする人たちの働き過ぎに関しての論文です。

医師という職業はこのような構造を持っていると思います。
さまざまな動機をもち医師を言う職業を選択しているわけですが、昨今では、学生時代から医師となる動機づけなどが必要であるとか、成績がいいだけの人間は医師に向かないと言うような形で、医師という職業を、「天職」と考えるべきであるというような圧力も有ると思います。やりがいを無理矢理植え付けやみくもに働かせるというような体質がこの業界の一部の職場にはあるな。

今日から二次試験のようです。ぼくらの大学の医学部医学科は、倍率3.4倍のようです。
すごいのは岐阜大学 医学部。前期で19.4倍、後期に至っては78.9倍(志願者2891人-どこで試験するのでしょうか)の競争率です。ここまですさまじいと受験前に怖じ気づきますね。

昨日は映画三昧

今日は当直ですが昨日は一ヶ月ぶりくらいに丸一日家にいることのできた土曜日でした。
ハチミツとクローバー スペシャル・エディション (初回限定生産)

ゆれる
はレンタルDVDで

県庁の星 スタンダード・エディション

模倣犯
はケーブルテレビで見ました。

”模倣犯”かなり以前米国滞在中に原作を読みましたがかなり小説とは違っているような気がします。結末がなー。
”県庁”の方はあれは香川県庁だと思ったのですがそうでしょうか。丹下健三氏が設計したという高松赤十字病院の隣に立っている奴ですよね。これもよくわからない映画でした。

2007年02月26日

genzymeのベクターの第一相の結果

Use of a Constitutively Active Hypoxia-Inducible Factor-1{alpha} Transgene as a Therapeutic Strategy in No-Option Critical Limb Ischemia Patients. Phase I Dose-Escalation Experience -- Rajagopalan et al., 10.1161/CIRCULATIONAHA.106.607994 -- Circulation

genzymeのHIF-1aの持続活性化型をもちいた第一相の臨床治験の結果。やっと論文になりましたね。

いかなる型の変異体でもgenzymeが権利を持っているわけだからややこしいですね。
このような形の変異体が実際の変異体に較べてどれくらい強い活性を持つかどうかの詳しい検討はどれくらいされているのか分かりませんが..

やはり低分子化合物とデリバリーシステムを組み合わせたやり方の方がいいような気がします。


金属アレルギー

The Contact Allergen Nickel Triggers a Unique Inflammatory and Proangiogenic Gene Expression Pattern via Activation of NF-{kappa}B and Hypoxia-Inducible Factor-1{alpha} -- Viemann et al. 178 (5): 3198 -- The Journal of Immunology

これは目の付け所がいいと思います。
解析もかなりしっかりしていると思います。

2007年02月27日

数学難しい

国立大学の入学試験も遅いところでも前期は今日で終わったようです。
新聞に試験問題が掲載されていました。

英語は、これは少なくとも今のぼくには簡単でしたが25年前ならどうかなとも思いました。
数学は惨憺たるモノで解き方の方針がぱっと分かったのが二題、後はダメ。
コマネチ大学数学科と言うわけにはいきませんでした。

というわけで今年母校を受験していたら不合格だったと思います。

週の一押し2007-#9:"英語抄録・口頭発表・論文作成虎の巻―忙しい若手ドクターのために"

英語抄録・口頭発表・論文作成虎の巻―忙しい若手ドクターのために
読んでみました。
英語抄録
英語口頭発表
英語論文
の書くパートに分けて「虎の巻」が開陳されるという構成です。”英語での”という点に力点が置かれています。

著者の命名になる"Sushi theory"のnamingのセンスは置いておくとして”英語抄録”の章などは非常に参考になると断言できます。そばに信頼できる経験者がいる場合は良いとしてそうでない人にはとても良いアドバイスが詰まっていると思います。
本来、研究発表に英語、日本語など無いはずですが、初心者には英語のハードルは高いように見えるモノです。
この本を読んで一気に乗り越えてください。
ただし”忙しい若手ドクターのために” と言う副題は、タダ単に販売促進上の宣伝文句だと思います。

全体の内容はやはり
論文を書いてみよう!
に軍配が上がるかな。

2007年02月28日

オレキシンと睡眠

Promotion of sleep by targeting the orexin system in rats, dogs and humans - Nature Medicine

だからといってオレキシンと麻酔に何か関係があるのかな?

寝ないとだめみたい

A deficit in the ability to form new human memories without sleep - Nature Neuroscience

学習後の睡眠は記憶の定着に有効だという説がありますが、睡眠した後に学習したら効果はどうかという単純な発想の研究です。

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