« 概日周期と薬剤の効果 | メイン | バイアグラと高山病 »
2005年02月04日
重複投稿をみとめろ、という主張
Submission to multiple journals: a method of reducing time to publication? -- Torgerson et al. 330 (7486): 305 -- BMJ
二重投稿というか同時投稿を認めるべきだという主張
なかなか良い主張かも。
でもまたこれで雑誌間の序列化がすすむかも。
NatureとAnesthesiologyに同時に掲載を受理されたとしてAnesthesiologyを選ぶ人はなかなかいないだろう。こんな極端な例はおいてもAnesthesiologyとA&Aに同時に受理されたとして皆さんはどちらを選びますか？
投稿者 hif1 : 2005年02月04日 09:21
トラックバック
このエントリーのトラックバックURL:
http://dp54020279.lolipop.jp/cgi/mt/mt-tb.cgi/1015
コメント
そういうやり方もありますか
でもぼくはほとんど通るだろうと思う雑誌にしか投稿しません。手間と時間とくに時間がもったいないからです。
同時に審査が進めば時間の要素はなくなるのでぼくにはいいです。
もう一つは審査をする人の問題があります。限定された分野だと同じ人が審査しているということもあります。別々の論文を別々の雑誌にだしたらある査読者がこの著者らは別の雑誌での投稿論文でこんなことをいっているとうコメントをもらったことがあります。その場合審査する方が大変。実際に英語になっていない論文やデータが汚すぎて審査以前の論文もあるしね。
投稿者 hif1 : 2005年02月04日 12:01
最終的に掲載されるだろうな、と思う雑誌より評価の高い雑誌にまず投稿すると、欠点を指摘されて徐々にいい論文になって当初の目標雑誌に至ります。同時投稿だとその雑誌にもリジェクトされるかも。
投稿者 福本 : 2005年02月04日 11:05