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2005年09月17日

直明けの作業効率は...

JAMA. Vol. 294 No. 9, September 7, 2005
は恒例のresident特集です。
その中でも
JAMA -- Abstract: Neurobehavioral Performance of Residents After Heavy Night Call vs After Alcohol Ingestion, September 7, 2005, Arnedt et al. 294 (9): 1025
は少し驚く研究です。
とても平たく言うと当直明けの研修医の作業効率はアルコールの家中濃度が0.04 to 0.05 g%の状態と同じだということを言っている、ということになります。
実際に酒を飲ませて研究したわけです。

こういった研究、上級医というか指導医については出てきませんね。米国では指導医が過酷な条件で働くという状況はあまり無いからなのだと思います。日本ではそうはいきませんよね。これはこれで困ったことです。

投稿者 hif1 : 2005年09月17日 23:22

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