« 笑いのセンスの性差 | メイン | NF-kBは20年目 »

2005年11月08日

食べているときは痛くない

Sensory suppression during feeding -- Foo and Mason, 10.1073/pnas.0506226102 -- Proceedings of the National Academy of Sciences
スポーツをしているときとか何かに夢中になっているときは少々の擦り傷、切り傷の痛みを感じないときがあります。機序は様々だと思いますが脳内オピオイドの寄与しています。
この研究は食べているときは痛くないという話です。
脳幹にpain-modulatory neuronsがあり下降系の痛み抑制を担っているそうなのですがここが痛みとは無関係な体性感覚刺激でon-offされて結果として食べているときは痛くないという状態が生じるのだそうです。
こういった経路をもっと応用できると良いですね。


投稿者 hif1 : 2005年11月08日 08:59

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://dp54020279.lolipop.jp/cgi/mt/mt-tb.cgi/1703

コメント

コメントしてください




保存しますか?

(書式を変更するような一部のHTMLタグを使うことができます)