« 2005年12月 | メイン | 2006年02月 »

2006年01月31日

出てる出てる

Scientists Find Gene That Controls Type of Earwax in People - New York Times
New York Timesにもでてますね。
A SNP in the ABCC11 gene is the determinant of human earwax type - Nature Genetics


投稿者 hif1 : 08:09 | コメント (0) | トラックバック

2006年01月29日

演題登録締め切りは火曜日

がんとハイポキシア研究会 第三回分の演題登録締め切りは火曜日ですよ。

投稿者 hif1 : 18:02 | コメント (0) | トラックバック

ポリリン酸が凝固系を調節する

From the Cover: Polyphosphate modulates blood coagulation and fibrinolysis -- Smith et al. 103 (4): 903 -- Proceedings of the National Academy of Sciences
ポリリン酸は数百のリン酸がアデノシン三リン酸(ATP)と同様の高エネルギーリン酸結合によって結合した無機物質で大腸菌から高等生物にまで広く見いだされる物質です。
このポリリン酸が血小板や敗血症などの時には細菌から放出されclot formationを促進しているという報告です。
これはおもしろいですね。

投稿者 hif1 : 11:39 | コメント (0) | トラックバック

2006年01月28日

Ang-2と血管のリモデリング-急性肺障害

PLoS Medicine: Excess Circulating Angiopoietin-2 May Contribute to Pulmonary Vascular Leak in Sepsis in Humans
Sepsisに伴う急性肺障害には肺の血管透過性の上昇を伴うことが多いですが、今回この論文ではこの現象にAngiopoietin-2が大きな役割を果たしていると主張しています。
angiopoietinにはいくつかのタイプがあり血管に対する作用も、由来する組織、時期により様々です。
とてもおもしろい報告なのですこし詳しく読んでみようと思います。

投稿者 hif1 : 21:19 | コメント (0) | トラックバック

2006年01月26日

aprotininなど使うな!?

NEJM -- The Risk Associated with Aprotinin in Cardiac Surgery
aprotininな使うなと言っているのだと思います。

投稿者 hif1 : 16:05 | コメント (0) | トラックバック

2006年01月25日

大学院教育コース

ぼくらの所属する大学院医学研究科では、昨年から教育改革の一環で以下のようなやり方の大学院教育に変化しつつあります。
今日、ぼくの所属するコースの第一回コースミーティングがありました。
合宿もあるよ。何するんだかよく解りませんけど。

大学院教育コースは、医学研究科が進める大学院教育改革の一貫で、従来、生理系専攻、病理系専攻、内科系専攻、外科系専攻、分子医学系専攻、脳統御医科学系専攻の六専攻に分かれて、個々の研究室でマンツーマンの個人教育で行われていた大学院教育に加え、専攻・講座及び分野の垣根を超えて、より大きな枠組みでの大学院教育を実施するため100を超える分野が参加・協力して基礎・臨床・社会医学などの諸分野を横断して大学院教育を行うため、平成17年10月に大学院医学研究科に新たに設置された大学院の教育課程です。  今後、各コースのコースミーティングやコロキウムが定期的に行われることにより、各コースが医学研究科における「研究サロン」となり、伝統となることが期待されます

投稿者 hif1 : 22:36 | コメント (0) | トラックバック

2006年01月24日

ありがとうございました

今晩、職場の秘書さんの送別会がありました。10年弱にわたり勤めて頂いた方です。
ぼくが院を終わり、はじめて今の職場に勤務しだしたときに一緒にstartした方です。米国にいたときも、某研究所でぶらぶらしていたときもやりとりをして頂き、また今の職場に復帰するときにもお世話になりました。
次の局面でも、がんばる必要なないけど、幸せにやってくだいませ。

投稿者 hif1 : 22:21 | コメント (0) | トラックバック

Nature Neuroscience二題

★Astrocyte-mediated control of cerebral blood flow - Nature Neuroscience
★Supersensitive Ras activation in dendrites and spines revealed by two-photon fluorescence lifetime imaging - Nature Neuroscience


投稿者 hif1 : 22:19 | コメント (0) | トラックバック

2006年01月23日

いつの間にかすっかりきれいになりました

総合トップページ-京都大学大学院医学研究科・医学部-
すっかりきれいになりましたね。

投稿者 hif1 : 23:52 | コメント (0) | トラックバック

2006年01月20日

疲れた

昨日の朝9時から麻酔をはじめてさっき交替してもらうまで20時間で、10個の麻酔をしました。
さすがに疲れたな。

投稿者 hif1 : 21:10 | コメント (0) | トラックバック

2006年01月17日

ATLに迫る

HTLV-I basic leucine zipper factor gene mRNA supports proliferation of adult T cell leukemia cells -- Satou et al., 10.1073/pnas.0507631103 -- Proceedings of the National Academy of Sciences
あらゆる癌の中でATLほど原因ウイルスとの関係が密接なものはない。つまりすべてのATL患者でHTLV-Iの感染が確認できる。
でもどういった機序で癌に至かは従来なぞであった。taxと言うHTLV-Iの産物がクリティカルな役割を担っていると考えられていた時期もあるがそれだけでは説明のつかない現象は山ほどある。
今回HBZという蛋白質がATLの発症に大きな役割を担っているのではないかという論文がでた。これはとても興味深い論文だと思います。

投稿者 hif1 : 19:51 | コメント (0) | トラックバック

2006年01月15日

google scholar

研究留学ネット-What's new!: Google Scholar その1
以前にgoogle scholarを紹介したことがあるという記憶があります。
今回”研究留学ネット”の管理人さんによるとても懇切丁寧な解説を見つけました。
研究に情報収集はつきものです。”公開”されている情報だけでもかなりのところまで到達できます。
論文をネットで取得し自分のPC上で整理をキチンとつけると論文を書くときとても便利ですよね。でもこれとて本質的なものではありません。留学時代の、bossは凄い数の論文を執筆していますが、少なくとも4年前までは、Endnoteなど使っていませんでした。すべて手入力。
論文も読んで記憶に残っているものだけが次につながっていくものになるような気がします。これはと思ったものは印刷して机の廻りに置いておきます。ある日気になりはじめたら机の廻りを探して再読、確認。半年に一回くらいは一応整理します。

投稿者 hif1 : 12:23 | コメント (0) | トラックバック

2006年01月10日

こういうstoryは好きだね

Hypoxia, red blood cells, and nitrite regulate NO-dependent hypoxic vasodilation -- Crawford et al. 107 (2): 566 -- Blood
これはおもしろい。かなり。というかこういうstoryは好きだね。

投稿者 hif1 : 20:40 | コメント (0) | トラックバック

脱帽

A family with erythrocytosis establishes a role for prolyl hydroxylase domain protein 2 in oxygen homeostasis -- Percy et al., 10.1073/pnas.0508423103 -- Proceedings of the National Academy of Sciences
こんな家系よく見つけたものだな。脱帽

投稿者 hif1 : 17:35 | コメント (0) | トラックバック

2006年01月09日

眼がしょぼしょぼ

職場は大学ですので学生にたいして授業をしなくてはなりません。
今年は、昨年までと異なる分野を担当しますのでいままで少しずつ準備をしてきました。当直の今日、幸いなことにいままで緊急手術がないので準備にほぼ目処がつきました。

先ず研修医の時に買って一回読んだつもりの
Anaesthetic Uptake and Action
を再度読みましたが、すごいですね。1974年の段階でここまで問題が先取りされていたとは。逆にこの30年間の麻酔学の進歩とは何だったのかと言う気になりました。
Miller's Anesthesia: 2-Volume Set
もあわせて該当箇所を読破。
内容は詰まっているがchapterによっては、少しまとまりが無いような気もしました。でも知識の整理は十分できたような気もします。

こういう機会でもないと教科書を読むことはないので、まあ良かったと思います。眼はしょぼしょぼになりましたけど。

投稿者 hif1 : 22:19 | コメント (0) | トラックバック

2006年01月07日

Bone Marrow Progenitor Specific for Macrophages and Dendritic Cellsの発見

A Clonogenic Bone Marrow Progenitor Specific for Macrophages and Dendritic Cells -- Fogg et al. 311 (5757): 83 -- Science

マクロファージと樹状細胞は、innate immunityの重要な担い手ですが、これらに共通なprogenitor cellが骨髄中に見つかったという報告です。

 

投稿者 hif1 : 17:53 | コメント (0) | トラックバック

心筋のリアノジン受容体と心不全

Ryanodine receptor/calcium release channel PKA phosphorylation: A critical mediator of heart failure progression -- Wehrens et al., 10.1073/pnas.0510113103 -- Proceedings of the National Academy of Sciences
心筋のリアノジン受容体タイプ2は心筋でのEC couplingに重要な役割を果たしていることが知られています。一方リアノジン受容体は、リン酸化を含んだ様々な修飾を受け機能が調節させています。
今回この論文で、PKAによるセリン残基のリン酸化が心筋梗塞時の心不全に重要な役割を担っているという論文です。

投稿者 hif1 : 09:53 | コメント (0) | トラックバック

2006年01月05日

第3回がんとハイポキシア研究会

日本における低酸素研究の梁山泊ともいえる”がんとハイポキシア研究会”も京都、つくばと場所を変え今年は大阪で第三回が開催されるそうです。

問い合わせは
大阪府立成人病センター生化学部 井上 正宏先生までどうぞ

第3回がんとハイポキシア研究会演題募集のお知らせ

日時:2005年3月4日(土)
場所:新大阪丸ビル新館402号室
場所はこちらから確認できます

参加費 
4,000円(昼食代を含む)(当日会場で集めます)
研究会内容
会員による公募口演。ディスカッションを中心にしたプログラムを組む予定です。なお終了後、懇親会(会費5000円程度、実費、20時に終了)を予定しています。

投稿者 hif1 : 18:33 | コメント (0) | トラックバック

側副血行路を可視化する

PLoS Biology: Two-Photon Imaging of Cortical Surface Microvessels Reveals a Robust Redistribution in Blood Flow after Vascular Occlusion
脳血管のある部分が閉塞したら側副血行路に血流が流れていくことになると言葉では表現できてもでは実際に血液はどのように流れるか、それを実際に視たという研究です。


投稿者 hif1 : 16:10 | コメント (0) | トラックバック

2006年01月04日

今年は出すよ

今年も今日から本格始動です。
今年は生化学学会も分子生物学学会も6月に京都です。
久々に演題出すよ。(締め切りは1月末)
というか
20th IUBMB Congress in Kyoto, Japan
にまとめらる。

投稿者 hif1 : 23:22 | コメント (0) | トラックバック

2006年01月02日

部屋が寒い

当直でないのですがちょっと用があって研究室に来ていました。
異様に静かですこし怖くなりました。部屋も寒いし。

今年もやるべき事をやるしかないということで特に掲げる目標はありません

年末TVを視ました。
NHKの伊東四朗のNHKドラマ : 「名探偵 赤富士鷹」はおもしろかったと思います。

一応古畑任三郎も視る予定です。

ではことしもよろしく。

投稿者 hif1 : 19:01 | コメント (0) | トラックバック