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2006年03月10日

今からでも遅くない。考え直して

レジデント初期研修用資料: 投機としての進路選択
今回は、いつもにもましてヒットされました。
まさにぼくの歩んできた道のようなきもしないでもないです。

研修医が持てる力は乏しい。いつでも避難できる場所、戻れる場所を確保しておくのは大事だ。後方の守りを忘れて前進に全力投球できるからこそ、新しい挑戦もできるし、状況の変化にも余裕を持って対処が可能になる。 退路を断った、1点全賭けは自殺行為だ。
退路を断ったことなどタダの一度もありません。
大学医局。不義理を重ねてしまったけれど、最悪の時に土下座して泣きつけば、たぶん何とかしてくれるんじゃないか、と思う…。甘いっすかね。
全然甘くありません。ぼくも結局大学で働いております。

賢明な研修医諸君には是非ともよく考えて行動していただきたいものです。
今からでも遅くありません。

大規模病院に骨をうずめる覚悟で就職する。大学病院の医局に入局して、その関連施設を回りながらキャリアを伸ばしていく。先の見えない時代。だからこそ、伝統的なスタイルというのには強みがある。 どんな業界でも、必ず波がある。デイトレーダーは小船に乗って、波に乗る。長期投資家は、大きな船で波を突っ切る。 * 波が大きくなると、小船は簡単にひっくり返る。だから、デイトレーダーは何艘もの舟に声をかけておいて、八艘飛びよろしく小船の間を飛び回る。 * 大きな船は安定している。ところが、波がもっと大きくなると、大きな船は波のパワーに負けて、船ごと折れてしまう。 今の医療の業界に訪れている「波」の大きさは、相当に大きい。
ってことですよ。

当直明けでさっきまで働いていたのですこしハイになっています..

投稿者 hif1 : 2006年03月10日 22:36

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