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2006年03月12日

生原稿流出

asahi.com: 自筆原稿流出、村上春樹さん「一種の盗品」と問題提起

文藝春秋の記事(ある編集者の生と死——安原顯氏のこと)を読みました-もちろん立ち読み-.
新聞記者はちゃんと文藝春秋のarticleを読んだのでしょうか。
”問題提起”ではあると思いますが、文章の多くは安原氏と自分の関係についてを記述したもので、それとして作家と編集者の関係、編集者の現在の出版における役割、またそのなかで安原氏の位置つけなどが語られ非常に学ぶところの多いものです。
最初、”流出”の記事を読んだときは村上春樹氏はimacで文章を書いているなんだがなと思っていたので何で’生原稿”とおもいましたが事情もわかりました。

生原稿を個人が”所有する”ことの意義がよくわからないのですが、コレクターにとっては何らかの意味があるのでしょうね。

ぼくも大江健三郎氏から直接もらった葉書を持っているはずです。

投稿者 hif1 : 2006年03月12日 12:17

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