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2006年06月30日

UllrichがTourに出ない!?

Dozens of Cyclists in Spain Are Tied to Doping - New York Times
UllrichがTourに出ない!?
AP伝によれば、スペインでのドーピング疑惑により、T-MobleはJan UllrichをTourで走らせないと表明したとのこと。
これは一大事だよ。

投稿者 hif1 : 23:02

アリの歩行距離計

The Ant Odometer: Stepping on Stilts and Stumps -- Wittlinger et al. 312 (5782): 1965 -- Science
アリは自分の移動距離を歩数ではかっているという報告。
たった3ページの報告です。

投稿者 hif1 : 20:43

2006年06月27日

補助金データベース

科学研究費補助金データベース
ここからどんな研究がいくらの補助金をもらっているか調べることができます。
今年の6/26までのデータが入っています。

投稿者 hif1 : 11:14

起こさないでください

今日は疲れた。
もう寝ます。
明日の朝まで起こさないでください。

投稿者 hif1 : 01:54

2006年06月25日

Chuvash polycythemia

Chuvash polycythemiaという遺伝病があり、妙なタイプの多血症を発症します。
この疾患はVHL-HIF pathwayの異常で多血症を発症すると云うことは2002年に私たちによって報告されました。
Disruption of oxygen homeostasis underlies congenital Chuvash polycythemia - Nature Genetics
今回
PLoS Medicine: Mutation of von Hippel-Lindau Tumour Suppressor and Human Cardiopulmonary Physiology
論文ではこの遺伝病を持つ人たちは、呼吸器、循環器の低酸素応答の異常を持つという報告です。

投稿者 hif1 : 20:40

学会発表の撮影について

IUBMB Congressは世界中から研究者が集まる学会です。
しかしポスターをカメラで撮るなとかとっても良いとかそういった規則があるわけでありません。
口演のslideをカメラで撮影していた人は何人か見ました。ポスターを撮影していた人も何人かいました。
これは仕方ないです。
だって朝の8時半から夕方まで貼ってあるポスターを撮影するなといっても誰が見張って止めさせることなどできないですから。
もし他人に写真撮影されて困ると思ったら学会での発表などしない方がいいと思います。

これで科学の発展が阻害されることなどありません。科学の発展など、月単位で判断されることでなく短くとも年単位で評価されることでしょう。
焦って学会で発表しなくとも”世界”は変わりません。

なんでも規則を決めないといけないと考える方がおかしい。麻酔科学学会でも会員が”常識を”もって行動すれば良いだけだと思います。
著作権とかそういったこととは次元がちがうとぼくは思います。

投稿者 hif1 : 19:48

”茄子 アンダルシアの夏”

ぼくは中学生以来何かのスポーツを持続的にするということはなくスポーツ観戦にも特に興味を持っているわけではありません。
唯一興味を持って見続けているのはツールドフランス(Tour de France)。
毎年スタートからゴールまで選手が自転車を漕いでいるのが放送されれるだけなのですが、実況と解説もおもしろく結構最後までみてしまいます。昨年からはぼくの事情でreal timeでみることができなくなりこれは結構な打撃となっています。
今年も例年通り7/1のプロローグから7/14まで。
cycle road race − J SPORTS STYLE

そろそろと思っていたら昨日テレビで茄子 アンダルシアの夏やっていましたね。偶然観ちゃいました。得した気分です。
黒田硫黄の劇画の映画化。
2003年に劇場公開された映画で、子供と観に行きました。
これはおもしろいです。Jsportの実況と解説者のコンビを起用してブエルタ・ア・エスパーニャを舞台とした映画です。もうDVDにもなっているそうなので興味のある方は借り出ても観てください。
茄子 アンダルシアの夏

投稿者 hif1 : 19:41

今週の一押し25:"本格小説"

今週は小説にしてみました。
ぼくは単行本を持っていますが、文庫本もあります。
週末読み返しました。
”本格”小説などという人を食ったようなタイトルですが、その価値はあります。
まさにロマンスの王道を行く本格小説です。
単行本も文庫本も上下に分かれています。
作者は、水村美苗さんです。
本格小説〈上〉

投稿者 hif1 : 19:35

2006年06月24日

ちょっとびっくり

http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2006061600024&genre=G1&area=K00
というわけでぼくらはどうなるのでしょうか。べつに tenure-trackに載せてもらっているわけでないし研究費を保証してもらっているわけでもないし。
病院でせっせと働いて、何年か経ったらとっとと出て行けと云うことでしょうか。

<追記>
今日これ読みました。
経済学的思考のセンス―お金がない人を助けるには
第二章 賞金とプロゴルファーのやる気
3:大学教授を働かせるとは
4:オリンピックの国別メダル予想
5:職務発明に宝くじ型報酬制度
はおもしろかった。

投稿者 hif1 : 20:19

2006年06月23日

負けていた

サッカーって負けていたのですね。
さっき初めて知りました。TVも無いし知りようもありませんでした。

まあどうでもいいけど。

投稿者 hif1 : 23:43

大満足な一日

IUBMBも今日でおしまい。
今日は、留学先でお世話になったSemenza氏と5年半ぶりでreunion. とても楽しい一日を過ごせました。大満足。
朝の9時くらいからずっといました。相変わらず機関銃のようにしゃべっていました。ぼくはまとまって英語をしゃべっていなかったので最初は聴いていたのですが途中から調子が出てきました。日本の大学をめぐる状況を説明するのが結構難しかったです。
学会では総じて外国人のpresentationは聞き取れました。日本人のtalkは両極端でとてもうまくしゃべる人と、”オイオイ”と云う人に分かれますね。

投稿者 hif1 : 23:13

2006年06月20日

学会に参加

当直明けで20th IUBMB Congress in Kyoto, Japanに参加。
日中の時間に京都御所の前を歩くなど10年ぶりくらいでないかと思います。
国際会議場も多分そのくらいぶりです。
こういう学会でもやはり器械展示があります。いろんな便利な測定機器が出ているのを目の当たりにしてびっくりしました。値段も高いしとてもぼくの科研費では買えそうもありません。
お金がなけれは知恵を出して研究を進めていかなくてはならないのですが...

とにかく暑い日で、あのコングレスバッグの重さも加わりかなり疲弊しました。
学会の予定として今日の午後は何もなかったので結局午前中で病院に帰り術前診察で日常生活に戻りました。

金曜日には留学でお世話になった先生がBaltimoreから参加します。もう4年も直接は会っていません。最近あまり英語をしゃべっていないのでうまくcommunicateできるかすこし不安です。

投稿者 hif1 : 21:56 | コメント (0) | トラックバック

2006年06月19日

PHD2の立体構造が解かれたようです

Cellular oxygen sensing: Crystal structure of hypoxia-inducible factor prolyl hydroxylase (PHD2) -- McDonough et al., 10.1073/pnas.0601283103 -- Proceedings of the National Academy of Sciences

投稿者 hif1 : 22:27 | コメント (0) | トラックバック

2006年06月18日

20th IUBMB meeting

20th IUBMB Congress in Kyoto, Japan
今日から始まっていたんだ。
皇太子や文部科学大臣も来たそうです。
ぼくの出番は金曜日です


投稿者 hif1 : 21:16 | コメント (0) | トラックバック

2006年06月17日

手術のビデオ撮影

医療問題弁護団
という弁護士の団体があります。
患者さんの権利を守っていく活動をしていて具体的な事例に関して医療訴訟を行っているようです。
最近職場にもこの団体から
「ビデオ撮影」に関する要望書 | 医療問題弁護団というのもが来てどう対応するかと言うことが話し合われています。
麻酔科の硬膜外腔穿刺とか挿管、中心静脈穿刺にかんしてのビデオ撮影は要求されていないようですがそういう時代も来るのかも知れません。

弁護団のページには訴訟になったときのことも記載してあります。
訴訟 | 示談交渉 - 医療問題弁護団
結局いくらかかるか明確でないわけです。
請け負う内容により費用が確定しないということはあるにせよ目安など書いてあっても良いのにと単純に思います。
また敗訴した場合の弁護士の責任についての記載もありません。
医師は、最近では、行為の結果について責任を追及される傾向にあります。しかし弁護士さんが、敗訴したからと言ってその責任を追及されていると言ったような話は聞いたことがありません。裁判の過程で戦略、戦術上のミスで敗訴するまたは賠償金が減額されると言うことがあると思います。明確にミスが”立証”されたらそれはやはり責任問題になるべきなのでは無いでしょうか。こういった弁護士の過失により被害を被っている人たちを救う活動も今後は必要になっていくと思います。つまり弁護士は、すべての活動の記録を正当に権利を持っている人に開示する仕組みを構築すべきであり、それをしない弁護士はなにかやましいことろがあると見なされるという仕組みを、医療側への要求当時に、自ら構築する義務があるとおもうのですがいかがでしょうか。すべての記録は、認証システムをもつ電子システムに記載し、すべての電話は録音して無期限に保存するということも必要になるかも知れません。
どうなんでしょう。

投稿者 hif1 : 10:29 | コメント (0) | トラックバック

日本語の麻酔の本

最近では日本語の麻酔関連の書籍が数多く出版されるようになっています。読めば役に立つと思うのですが、買うお金もないし読む時間も無いということでほとんど読んでいません。
その中で
硬膜外麻酔―MLA(Modified Laminar Approach)による穿刺と麻酔管理
は、自分で買って読んだ数少ない日本語の麻酔関連の本です。
読んでみると、自分が多分無意識で行っていた硬膜外腔の穿刺をかなり自信をもって行うことが出来るようになりました。
米国に2年半いたときに麻酔をしていなかったので帰国後、いくつかの手技が一時的にへたくそになっていたという自分なりの問題点があました。胸部の硬膜外腔穿刺もその一つでこの本にであいました。

アマゾンなら5%引きで24時間以内の発送のようです。
硬膜外腔穿刺に困っている先生は、一冊いかがでしょうか?

著者の先生には申し分けないでのですが、かなりオタッキーな本です。こういう本はそれが良いのかも知れません。
偉い先生が編集した著者が何人もいるような本は正直言って読む気がしません。毎月いくつかの雑誌をすこし注意深くfollowすればその程度の知識は容易に蓄積することが出来ますから。

その意味では
自分で買ったことはないですが研修医がもっているのを読んだ
”麻酔への知的アプローチ”
とか
持っている人がすくないので自分で買った
”麻酔科臨床の書”
とかは読めば得るものが確実にあるような気がします。

投稿者 hif1 : 09:50 | コメント (1) | トラックバック

2006年06月16日

今週の"Science"から

最新号の雑誌"Science"は興味深い論文が山積みでした。

Cortex Is Driven by Weak but Synchronously Active Thalamocortical Synapses -- Bruno and Sakmann 312 (5780): 1622 -- Science

p53 Regulates Mitochondrial Respiration -- Matoba et al. 312 (5780): 1650 -- Science

Neuronal Pathway from the Liver Modulates Energy Expenditure and Systemic Insulin Sensitivity -- Uno et al. 312 (5780): 1656 -- Science

Synaptic Amplifier of Inflammatory Pain in the Spinal Dorsal Horn -- Ikeda et al. 312 (5780): 1659 -- Science

とくに二番目のp53とミトコンドリアの研究には興味を引かれました。
日本人の活躍も目立ちました。

投稿者 hif1 : 22:25 | コメント (0) | トラックバック

postsurgical pain

The Lancet:Persistent postsurgical pain: risk factors and prevention
ちょっと理屈が過ぎているような気もしますが、言っていることは斬新かも。ヒトのdataがもっとおおければ信憑性がある。

投稿者 hif1 : 12:54 | コメント (0) | トラックバック

2006年06月14日

今週の一押し 24:"杯(カップ)―緑の海へ"

沢木耕太郎のルポ。
本屋で見かけて購入。
題名を見たときヨットのアメリカ杯のルポかと思ったら4年前のサッカーのワールドカップのルポでした。
相変わらず面白いです。
結局電車の中だけで読んだので今日の夕方読了。

彼の見方がたとえばサッカーのまた日韓問題の専門から見て妥当なものなのかどうかはぼくには判断できませんが、彼独自の語り口が今回も冴え渡るルポだと思います。
杯(カップ)―緑の海へ

投稿者 hif1 : 21:27 | コメント (0) | トラックバック

2006年06月13日

アセチルコリンとインスリン分泌

Cell Metabolism --Ringing the dinner bell for insulin: Muscarinic M3 receptor activity in the control of pancreatic β cell function
これってかなりおもしろそうですね。
全部読んでいないのでわからないのですが...

投稿者 hif1 : 20:11 | コメント (0) | トラックバック

正式に出た

Activation of hypoxia-inducible factor 1 during macrophage differentiation -- Oda et al. 291 (1): C104 -- AJP - Cell Physiology
グループに循環器から参加してくれていて尾田先生の論文が正式にでました。
めでたしめでたし。

投稿者 hif1 : 19:33 | コメント (0) | トラックバック

2006年06月11日

京大大学院への入学

"kyoto_masui"にて京都大学大学院医学研究科の来年度の入学試験の情報などへのリンクがたどれます。


投稿者 hif1 : 14:58 | トラックバック

2006年06月10日

ヘルッエン君に京都賞

Herzenberg教授に本年度の京都賞 が授けられるそうである。
FACSの開発が受賞対象である。
8年ほど前、留学先を探しに米国を廻ったことがあり彼のlabも訪問した。
custum madeのFACS machineを見せてくれて「うちの器械はすごいぞ。7色で細胞を分けることができる。是非うちにきなさい」と云われました。
当時彼のlabはAIDSの研究の一環として細胞内のレドックス制御の仕事をしていてぼくのテーマと共通な部分があったわけです。結局、彼らの(婦人も研究者で二人でlabを運営しています)のlabには行きませんでしたが、何度か直接話をしたことがあります。

INAMORI FOUNDATION: レナード・アーサー・ハーツェンバーグ (Leonard Arthur Herzenberg)氏の業績

投稿者 hif1 : 21:45 | コメント (0) | トラックバック

Shaker potassium channelのレドックス制御

Modulation of Voltage-dependent Shaker Family Potassium Channels by an Aldo-Keto Reductase -- Weng et al. 281 (22): 15194 -- Journal of Biological Chemistry
検討の必要あり。

投稿者 hif1 : 10:39 | コメント (0) | トラックバック

2006年06月08日

今週の一押し:23 "Intuition"

Intuition
実はまだ半分くらいしか読んでいません。電車の中でしか読まないので日本語の本に較べて進みが遅いわけです。
のっけから、dataが出ないので実験打ち切りを通告される冴えないポスドクの話が出ていたりする”研究室小説”です。面白いですよ。誰か翻訳したらいいのに。

投稿者 hif1 : 22:11 | コメント (0) | トラックバック

2006年06月06日

ちゃんと本も読め!

お金もないので最近はあまり本も買いませんが、これでも研修医(1年目から4年目まで)のころは結構本を読んでいました(自分でちゃんと買って!!)。積んだら自分の背丈同じくらにはなっていたと思います。
いままで読んだ本で役立ったものをあげてみます。当時は日本語の本であまりよいものが無かったのでほとんど英語で書かれた本です。いまはどうなのでしょうか。本屋にいっても医学書のコーナーなどに行かないのでどんな本があるのかよくわかっていません。

いまでも結局役に立っているのはこれくらいか。

Respiratory Physiology: The Essentials

Nunn's Applied Respiratory Physiology

Chest Roentgenology

Clinical Anesthesia Procedures of the Massachusetts General Hospital (The Spiral Manual Series)
これだけはずっと買い続けています。翻訳本は通して読んだことが無いのでよいかどうかは判断できません。多分変わらないと思います。
Miller's Anesthesia: 2-Volume Set

これは一回自分で買ったきりで後は医局にあるものを読んでいます。今年の春は必要に迫られたので気合いをいれて1/4位読みました。

投稿者 hif1 : 23:06 | コメント (0) | トラックバック

岩波書店「科学」の来月号

岩波書店はいろんな雑誌を出していますが「科学」という総合科学誌も出しています。内容からすると一般向けとは言い難く読者として科学者を標的としているとぼくは思います。

来月号は6/27発売ですが、特集は"特集=無痛医療の時代へ──〈痛み〉の科学最前線"
です。

他人にはわかりにくく主観的とされる〈痛み〉.1億3000万人を痛みから開放する治療の方法を探る.
という宣伝文がついています。

「科学」の特集は期待を裏切られることも多いのですが一応期待しています。何れにせよまず立ち読みします。

岩波書店 科学 7月号予告

投稿者 hif1 : 11:58 | コメント (0) | トラックバック

Google Spreadsheets

Google to Release Web-Based Spreadsheet - New York Times
こんなの出るんだ。

投稿者 hif1 : 09:34 | コメント (0) | トラックバック

2006年06月04日

学会の演題は多すぎるのか適正なのか

学会での演題の数がいったいいくつくらいあるのでしょうか。これはぼくの感じですが、麻酔学会の会員数からみて多いような気がしますが、専門医資格の取得や更新の為の点数を得る必要もあり仕方ないのかも知れません。
麻酔科認定病院が約1000として認定病院一つで演題なら1000題、二つなら2000題と云うことになります。今回の一般演題数をラフに数えると1000題強ですね。
そうすると認定病院一つで演題一つということでこれは決して多くないか。麻酔科学会の会員数をすこし多く見積もり10000人とすれば10人に一つということでそう多くないな.
結局やり方の問題かあの喧噪は..
17年くらい前ぼくがはじめて学会で話したときは、ポスターセッションなどというものはなくすべて口演だったと思います。落ち着いて聴けたのはよいのですが、同時に一つしか聴けず、聞きのがしたらそれでお終いという側面はありました。どっちがいいのでしょうか。皆で決める問題でしょうね。

学会への参加点をもっときめ細かく配分する、つまり最初の日に受付でお金を払えばOKと云うのでなくシンポジウムごとに点数を配分していくような形で実質的な麻酔科医生涯教育プログラムをつくって専門医の更新にはそちらに重きを置くようにしたらいいと思います。基礎的な研究はぼくは重要と思いますが、麻酔を患者に施す資格とはやはり一線を画す必要があると思います。
良いか悪いかは別として、こうすれば演題数が減ってポスター会場の混雑などはましはなっていくと思います。

最後に会場費やっぱり高すぎると思いますけど。

投稿者 hif1 : 21:35 | コメント (0) | トラックバック

HMGB-1は一方的に悪者というわけではない

Cutting Edge: High-Mobility Group Box 1 Preconditioning Protects against Liver Ischemia-Reperfusion Injury -- Izuishi et al. 176 (12): 7154 -- The Journal of Immunology
遺伝子組換えにより大腸菌に産生させたHigh-Mobility Group Box 1(HMGB-1)が肝臓の虚血再灌流傷害を防ぐ作用を発揮するという報告。
HMGB-1が一方的に悪者であるということは無いわけですね。当たり前だけど。

投稿者 hif1 : 20:12 | コメント (0) | トラックバック

2006年06月02日

今週の一押し:番外”無痛”

今日はきつかったですね。朝07:15に手術室に入り出てきたのは21:30。
天気もよくわからないまま日が暮れました。多分晴れていたのだと思います。
これでも、昨日、一昨日と比べたらずいぶん楽だったのですから困ったものです。

さて昨日学会の帰りに阪急三宮のBook 1stで学会後で気が大きくなっていたこともあり
無痛
を買ってしまいました。図書館では10人待ち位で秋になっても無理かなと思っていました。
これは面白いですね。
前作より格段によいと思います。
プロットに必然性がかける部分はあるにせよ一読の価値はあります。

ちなみに前作は
破裂

投稿者 hif1 : 22:27 | コメント (0) | トラックバック

2006年06月01日

行って参りました

学会行ってきました。
おつとめも時間どおりに果たせて自分では満足。演台に時計があるのは便利です。持ち時間を確認しながらペース配分できるから。
あうべき人には遭遇してしまうところがやはり麻酔学会も小さいと云うことなのでしょうか。

しかし会場12番の部屋のお昼のセミナー(番号に自信がなくなりました。活性酸素の話です)はひどかったな。たぶん話慣れていないし、ちゃんと準備くらいしてきたらいいと思います。座長も適当にお茶を濁してはいけません。最期に皮肉の一つもやんわりと云うくらいの機転が無いとなー.. ぼくには論点がさっぱり解りませんでした。

明日の朝から36時間、多分院外に一歩も出ず手術室の留守番だ。

投稿者 hif1 : 19:36 | コメント (0) | トラックバック