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2006年06月04日

学会の演題は多すぎるのか適正なのか

学会での演題の数がいったいいくつくらいあるのでしょうか。これはぼくの感じですが、麻酔学会の会員数からみて多いような気がしますが、専門医資格の取得や更新の為の点数を得る必要もあり仕方ないのかも知れません。
麻酔科認定病院が約1000として認定病院一つで演題なら1000題、二つなら2000題と云うことになります。今回の一般演題数をラフに数えると1000題強ですね。
そうすると認定病院一つで演題一つということでこれは決して多くないか。麻酔科学会の会員数をすこし多く見積もり10000人とすれば10人に一つということでそう多くないな.
結局やり方の問題かあの喧噪は..
17年くらい前ぼくがはじめて学会で話したときは、ポスターセッションなどというものはなくすべて口演だったと思います。落ち着いて聴けたのはよいのですが、同時に一つしか聴けず、聞きのがしたらそれでお終いという側面はありました。どっちがいいのでしょうか。皆で決める問題でしょうね。

学会への参加点をもっときめ細かく配分する、つまり最初の日に受付でお金を払えばOKと云うのでなくシンポジウムごとに点数を配分していくような形で実質的な麻酔科医生涯教育プログラムをつくって専門医の更新にはそちらに重きを置くようにしたらいいと思います。基礎的な研究はぼくは重要と思いますが、麻酔を患者に施す資格とはやはり一線を画す必要があると思います。
良いか悪いかは別として、こうすれば演題数が減ってポスター会場の混雑などはましはなっていくと思います。

最後に会場費やっぱり高すぎると思いますけど。

投稿者 hif1 : 2006年06月04日 21:35

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