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2006年06月17日

日本語の麻酔の本

最近では日本語の麻酔関連の書籍が数多く出版されるようになっています。読めば役に立つと思うのですが、買うお金もないし読む時間も無いということでほとんど読んでいません。
その中で
硬膜外麻酔―MLA(Modified Laminar Approach)による穿刺と麻酔管理
は、自分で買って読んだ数少ない日本語の麻酔関連の本です。
読んでみると、自分が多分無意識で行っていた硬膜外腔の穿刺をかなり自信をもって行うことが出来るようになりました。
米国に2年半いたときに麻酔をしていなかったので帰国後、いくつかの手技が一時的にへたくそになっていたという自分なりの問題点があました。胸部の硬膜外腔穿刺もその一つでこの本にであいました。

アマゾンなら5%引きで24時間以内の発送のようです。
硬膜外腔穿刺に困っている先生は、一冊いかがでしょうか?

著者の先生には申し分けないでのですが、かなりオタッキーな本です。こういう本はそれが良いのかも知れません。
偉い先生が編集した著者が何人もいるような本は正直言って読む気がしません。毎月いくつかの雑誌をすこし注意深くfollowすればその程度の知識は容易に蓄積することが出来ますから。

その意味では
自分で買ったことはないですが研修医がもっているのを読んだ
”麻酔への知的アプローチ”
とか
持っている人がすくないので自分で買った
”麻酔科臨床の書”
とかは読めば得るものが確実にあるような気がします。

投稿者 hif1 : 2006年06月17日 09:50

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コメント

こんにちは その本は私も気になっている本なのですが、先生のご推薦?があるので、早速注文したいと思います。

投稿者 眠らない麻酔科 : 2006年06月17日 10:55

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