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30周年:レジオネラ症

通称、在郷軍人病、レジオネラ症は30年前の夏、米国フラデルフィア氏でのoutbreakeをきっかけに概念が確立した疾患です。
皆さんには不要と思いますがwikipediaでレジオネラ菌について簡単な解説を読むことができます。
レジオネラ - Wikipedia

New York Timesではこの30周年を記念してか結構気合いの入った記事を掲載しています。
In Philadelphia 30 Years Ago, an Eruption of Illness and Fear - New York Times
当時のNYTの記事もpdf fileで読むことができる構成になっています。
当時NYTに在籍しフィラデルフィアで発生した集団肺炎の記事を書いていた記者が当時をふりかえる形式でつづった文章になっています。肺炎の原因が現在では、Legionella pneumophilaと呼ばれる細菌感染であることが判明するまでに半年程度かかったそうです。当時の学問的な水準から考えたら時間的にはかなり迅速な解明と言えると思います。
なかなか読みごたえのある文章です。多分そのうちにfreeでは読むことができなくなりますので今のうちにアクセスしておくことをお勧めします。

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2006年08月01日 21:54に投稿されたエントリのページです。

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