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2005年03月25日

立法府にいる医師の役割

The New York Times > Washington > Doctors-Politicians: Legislators With Medical Degrees Offer Opinions on Schiavo Case
米国で今、延命装置を外すか継続して装着するかの大議論を引き起こしているcaseがあることは麻酔集中治療にたずさわっている皆さんはご存じだと思います。このNYTの記事はとても興味深い観点からこのcaseを扱っています。米国の議会にも何人かの医師がいて彼らがどう行動しているかという観点からこのcaseを解説しているのです。

日本の国会にも何人かの医者がいるわけですが彼らが職業的な背景を生かした発言をしているかというとかなり疑問ですね。しばらく厚生大臣だったあの人も、まともに患者を診ていたのでしょうか、発言を考えたらまったく伝わってくる物がありませんね。現、法務大臣も医療関係者だったはずなのですが訳のわからんことを言っているというか最近は無駄口を利くことを禁止されているのか”失言”ないようですが。

[追記]
正確な知識を得たいひとはThe New England Journal of Medicine: Research をご覧ください。
[さらに追記]
今(JST3/25, 21:50)NYT見たら、両親の訴えが連邦裁判所で否定されたというnewsがでてましたね。

投稿者 hif1 : 2005年03月25日 21:50

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