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2005年07月27日

論文完成の道

柳田充弘の休憩時間 Intermission for Mitsuhiro Yanagida "大学院生の学位論文への道 Road to Doctoral Thesis for Grad Students"
柳田先生もぼくと似たやり方をしていることを知って少しホッとしました。
とくに


わたくしのラボでは、英文の論文の下書きを頼む場合もありますが、大抵はデータ整理、図表の作成、それからわたくしと連日公表データの最終判断でギリギリの議論が始まります。どうしても公表したいが、しかしこのデータではレフェリーは納得しないだろうという判断になれば、また実験をやり直して貰います。さらに、データの細部の検討、複数回実験はしてますので、どのデータを公表するのが、もっともフェアーかのこれもギリギリの議論と判断が始まります。
なぜここでギリギリとかいう表現をするのかというと、院生側から見ればもうやっとこれで実験段階は終わり公表になったはずなのに、議論する過程でまたまた実験をやりなおしたり、新規にやらなければならないという判断がおりたらやはり相当なショックでしょう。
さらに最終段階でいろいろ細かい指示が「あめあられ」のように頭に降りかかってきます。
論文書き始まってからも、過酷と思えるような指導者の要求を何ヶ月も経てやっとこ最終的な投稿材料が揃うわけです。今の若者は基礎体力がおちてきていると思います。ですから、わたくしも本人の顔色を見ながら、倒れたり病気にならないようにやってるつもりです。

ここら辺。

投稿者 hif1 : 2005年07月27日 20:12

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