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2005年08月20日
NTGの生活性
An essential role for mitochondrial aldehyde dehydrogenase in nitroglycerin bioactivation -- Chen et al., 10.1073/pnas.0503723102 -- Proceedings of the National Academy of Sciences
Dukeの Stamlerのlabからです。
一連のnitroglycerinの作用に関しての論文のまとめとしてKO miceを使った結果を出しています。NTGはspontenouslyにNOを出して血管を弛緩させるわけではありません。彼らの主張によればmitochondrial aldehyde dehydrogenaseの酵素活性によりNTGが代謝され弛緩に十分なcGMPが産生されるのだそうです。この酵素の活性の変化故耐性やその他の現象も生じると言うことは以前から彼らが主張していました。
いつもながらきれいな実験結果でとてもクリアな結論を導いていて感服します。
一方、isosorbideやSNPだって教科書で通り一遍に説明されているような機序では説明できないことはたくさんあります。
投稿者 hif1 : 2005年08月20日 21:32
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