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2005年08月21日

”私の戦後六〇年 日本共産党議長の証言”

総選挙だそうです。恥ずかしながらぼくはいままで一回も選挙に行ったことがありません。政党のマニフェストも読みましたがホントに実現できるのかなと言う気もします。まあぼくにとってはどうでもいいことです。どんな政権でも税金払いますよ。

文藝春秋で日垣隆さんが推薦していたので八月十五日の神話 終戦記念日のメディア学を読んでみました。どういったプロセスで8/15が特権的な日になったかについての考察です。8/15は戦争が終わった日でもないし日本が降伏した日でも無いのに。

〈民主〉と〈愛国〉―戦後日本のナショナリズムと公共性も読み返しはじめました。
丸山真男の「超国家主義と論理と心理」くらいは皆読んだらいいと思います。大学に入学した年に読んでびっくりした記憶があります。
現代政治の思想と行動 増補版に収録されてどこの図書館にもあります。
60年間何も変わっていないと言うことがよく解ると思います。

そういえば加藤周一の羊の歌―わが回想が増刷になっていました。読んでみたらいかがでしょうか? 加藤氏は東大での血液学者で、医者をしていたときのことも書いてあったと思います。もう25年以上も前に読んだので忘れてしまいました。家にあるので読み返してみようと思っています。以前時計台の前で彼が歩いているのを目撃したことが有ります。すげえよぼよぼですこし衝撃的でした。その当時もまだ朝日新聞の夕刊の連載してましたからね。最後の戦後型知識人だと言っても良いと思います。

でもやっぱり今年の夏最大の期待作は
私の戦後六〇年 日本共産党議長の証言
だと思います。これは楽しみです。どこまで書いてあるのかが焦点ですけど。


投稿者 hif1 : 2005年08月21日 12:48

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