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2006年03月03日

特許なんだから

東大教授の論文不正、産総研調査委が特許取り下げ要求 : 科学 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

ここ数年日本では研究の成果で特許申請をすると言うことが推奨されてきた。出願特許数をもって研究の成果がどれだけ上がっているかの指標とされる場合もあります。しかし特許というのはその特許が正しいかどうかを保証する制度ではなのです。特にウソで固めたdataをつけて出願された特許は特許として認める他はないので容易に特許がとれます。論文を通すのより簡単です。特許にpeer reviewありませんから。
問題はそんな特許は最終的に何も生み出さないと言うことです。特許を維持する費用がかかるだけでそんな特許持っていても損をするばかりなのです。
そのような特許を買った企業はバカなのです。
そういった眼で特許と言うのも見ないといけないと思います。

産業技術総合研究所も以前の職場ですから悪口は書きたくないのですがすこしずれている所だとは思います。
今回の一連の件でもキチンとした内部調査をしているのでしょうか。キチンとこのlabに今までいくらつぎ込んできたのかとかそういったことも公表したら良いと思います。皆さんびっくりするくらいの金額が投入されていましたから。

投稿者 hif1 : 2006年03月03日 17:42

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