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学位の審査

年の瀬ですが、今日職場の同僚の学位の審査がありました。

研究内容を審査員の前でプレゼンテーションして試問をしのぐというおそらくどこの大学でも同様の形式だと思います。 米国(すくなくとも)ではdefenceと言う直裁的な呼ばれ方をします。審査委員は申請者を攻撃して申請者はそれを防御するという意味だと思います。
学位のdefenceでも時にとてもおもしろい議論が起こることがありますが今日は、特に波乱もなく無事おわりました。面妖な質問をする先生はいたことはいましたが..

defenceの終わった後で審査委員で協議をして合否を判定するのですが、はじめて”専門医委員”というヘンな名前の資格で協議に参加しました。あんな話をするのですね。知りませんでした。
最後に結論に同意したら署名捺印をするのですが判子持ってきていませんでした。

結果は合格ということでおめでとうございました。

でも油断はできません。最終的には研究科会議で認めていただかないといけないですから。

院生の人たちも傍聴していました。
あんなものだと思っていたら痛い眼にあるかも知れません。ぐいぐい攻め込んで来る先生もいますから。

コメント (3)

ケイコ:

はじめまして。いつもブログを見て勉強させていただいています。(ブログだけじゃないですね、先生の論文も読んでます。)
私も大学院生4年生で1月4日に学位の予備審査があります。(学位論文の内容は血管内皮細胞においてHIF-1alphaの発現にRho/Rockが関与するというものです。)
今、その準備をがんばってしているところです。
学位論文を20分で発表するというものです。
今日のブログの内容が、すごくタイムリーだったので、思わずコメントしました。

来年もブログで勉強させてください。よろしくお願いします。

hypoxia:

small G proteinとその下流分子が低酸素遺伝子応答に及ぼす影響に関しては最近論文が増えてきてますよね。
学位の審査頑張って下さい。
本人も大変ですが、指導教官もとてもどきどきします。今までの経験では自分の時よりはるかに緊張しちゃいます。

YT:

専門医委員で協議に参加した協議内容教えて下さい。

指導教官がどきどきするのはどうしてでしょうか。指導教官自体も評価されているからだと感じるからですか。

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2006年12月26日 23:23に投稿されたエントリのページです。

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