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外注可能なものとそうでないもの


携帯電話の調子がおかしくなり機種変更をしたところワンセグ放送がみられることになりました。びっくりしました。テレビと同じだよ。アパートには今までラジオしかなかったのでこれは革命です。
月曜日、久々に早く帰宅しNHKスペシャル|人事も経理も中国へをみました。
総務を中国にアウトソースすることになった京都の通販会社のドキュメントです。-大連の外国語学校の日本語学科の人たちの日本語力はすごい-
総務が中国の大連に業務をアウトソースするという状況で日本で数倍ではきかない賃金をもらっている総務の人達は今後何をすべきかというような内容も含んでいました。

日本では医者が足りないそうです。足りない足りないと皆がいっているので足りないのでしょうね。ぼくの廻りでは足りないというより仕事の配分がまずいだけなのではというような感じを抱くことはありますが、やはり足りないといっておくほうが無難なのでしょう。

19年前に医者になったときを振り返って考えれば、はじめの4年間は今より麻酔をしている時間が確実に長かった。その4年で必要なことの多くを学んだというか教えてもらいました。麻酔だけしていたらよいというその4年間は、とても幸せな4年だったと思います。最近数年は、麻酔だけしていたらOKというような生活でなくなったということがぼくの問題点なのかもしれません。
ここら辺は、人それぞれでわからない人には絶対わからないだろうしわかる人にはわかってもらえるだろうけど、だからといって誰かが肩代わりしてくれる訳でないのが難点です。研修医、修練医の先生の数が増えてもスタッフの数が増えても、なかなか楽にはならんと思っています。

テレビ番組の趣旨は、いままで外注などできないと思っていた部分が実は外注可能であったということに驚く日本人社員というところを強調したかった訳で、工夫するとぼくの仕事も大部分は”外注”可能なのかもしれません。


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2007年09月06日 23:10に投稿されたエントリのページです。

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