文部科学省 科学技術政策研究所 科学研究動向研究センターでは二年前から「サイエンスマップ」という調査をしています。
論文データベース分析に基づき、ここ数年研究が盛んに行われている研究領域を把握し、研究領域間の関係、研究領域における各国の存在感の分析、国際的な共著者関係等を把握する試みです。分析は、「論文データベース分析による研究領域の抽出」と、「抽出された研究領域の内容分析」を組み合わせて行なっています。
論文のグループ化には、2001年から2006年までの6年間に発行された論文の中で、各年、各分野(化学、植物・動物学、環境/生態学など22分野)の被引用数が上位1%である高被引用論文をコアペーパとして選んでこの論文相互の関係をマッピングするという調査です。
低酸素誘導性遺伝子応答の研究分野も、今回の124の研究領域の一つとして抽出されたようです。
詳しくは2005年度の調査報告が閲覧できますのでそこでどうぞ。